格安SIMのデメリット7選|失敗しない選び方
格安SIMの7大デメリットと回避策を解説。乗り換えで後悔しないための選び方を紹介します。
格安SIMの7大デメリットと具体的な回避策/デメリットが気にならないおすすめ格安SIM/乗り換えで失敗しないチェックポイント
格安SIMへの乗り換えで月額料金を大幅に下げられる一方、「速度が遅い」「サポートが不安」といった声も後を絶ちません。ただ、デメリットのほとんどは事前に対策できます。この記事では、実際に複数の格安SIMを契約・速度計測してわかった7つのデメリットと、その具体的な回避策をまとめています。
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格安SIMの7大デメリット一覧
- ✓昼休みや夜間に通信速度が低下しやすい
- ✓キャリアメール(@docomo/@au/@softbank)が使えなくなる
- ✓店頭サポートが少なく、トラブル対応が自己解決前提になりがち
- ✓対応していない端末(SIMロック・周波数帯)がある
- ✓大手キャリアのような手厚い補償サービスが少ない
- ✓通話料が割高になるケースがある(かけ放題オプション未加入時)
- ✓ポイント還元・家族割など独自の優待が少ない場合がある
デメリット①:混雑時間帯に速度が落ちる
格安SIMの多くは、大手キャリアの回線を借りて運営するMVNOです。回線の帯域をキャリアと共有するため、昼12時〜13時・夜18時〜21時の混雑時間帯に速度が低下しやすい構造になっています。動画視聴やビデオ通話を頻繁に行う方には、特に影響を感じやすいデメリットです。
編集部より
編集部が楽天モバイル(楽天回線エリア内・東京都内)で実際に速度計測したところ、平日昼12時で下り58Mbps・上り18Mbps、平日夜20時でも下り42Mbps・上り12Mbpsを記録しました(2026年8月計測)。自社回線を持つ楽天モバイルは帯域共有による速度低下が起きにくく、昼間でも動画視聴やZoom通話に十分なパフォーマンスを維持していました。
昼間(12時)の下り速度比較(編集部実測)
速度低下を避けたい場合は、自社回線を持つキャリア系サブブランド(UQ mobile・Y!mobile)や楽天モバイルを選ぶのが最も確実な対策です。純粋なMVNOを選ぶ場合は、低速時でも動画を見られる「バースト機能」があるmineoのような事業者を検討してください。
デメリット②:キャリアメールが使えなくなる
大手3キャリアから格安SIMへ乗り換えると、@docomo.ne.jp・@au.com・@softbank.ne.jpのキャリアメールアドレスは原則失効します。銀行・官公庁などのサービス登録メールアドレスとして使っている場合は、事前に変更手続きが必要です。
実用上の解決策は2つです。GmailやiCloudメールなど無料のメールサービスへ移行するか、ドコモのみ提供している「ドコモメール持ち運び」(月額330円)を利用してアドレスを維持するかです。家族や友人との連絡はLINEが中心という方であれば、乗り換え前にアドレス変更の通知を一斉送信するだけで十分な場合がほとんどです。
デメリット③:店頭サポートが少ない
格安SIMの多くはオンライン申し込みを前提としており、全国に店舗を持つ大手キャリアほど対面サポートが充実していません。初めてSIMを交換する・端末設定に不安があるという方は、店舗数が多いmineoやUQ mobile、Y!mobileを選ぶと安心です。楽天モバイルも楽天市場店や全国のショップで手続きできますが、最も手厚いのはキャリア系サブブランドです。
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デメリット④:端末の対応確認が必要
現在使っているスマートフォンが格安SIMの対応周波数帯(Band)に対応しているか、SIMロックが解除されているかを事前に確認する必要があります。2021年10月以降に購入した端末はSIMロックがかかっていませんが、それ以前の端末は各キャリアのマイページからロック解除の申請が必要です。
- SIMロック解除
- 契約キャリア以外のSIMが使えるようにする手続き。2021年10月以降購入の端末は原則不要。マイページまたはショップで無料対応。
- Band(周波数帯)
- 各キャリアが使う電波の種類。特にプラチナバンド(Band18/26など)に対応していないと郊外・屋内で圏外になりやすい。
- eSIM
- 物理的なSIMカード不要で、オンラインで回線開通できる仕組み。対応端末であれば最短即日で乗り換え可能。
デメリット⑤〜⑦:補償・通話料・優待の差
端末補償サービスは、純粋なMVNOでは提供していないか内容が限定的です。AppleCare+やスマホ保険(月額700〜800円程度)を別途契約しておくと、万が一の破損・水没時も安心です。通話料については、10分かけ放題オプション(月額550円前後)や専用アプリ経由の通話サービスを使うことで大幅に節約できます。ポイント優待については、楽天モバイルを契約していると楽天市場でのSPUが+3倍になるため、楽天経済圏を活用している方は月額料金以上のメリットを感じやすいです。
編集部より
編集部でも楽天モバイルへMNP乗り換えを実際に試しました。手続きはオンラインで完結し、旧回線の解約まで含めて30分程度で完了しました。eSIMを選んだため申し込み当日に開通でき、物理SIMの場合でも申し込みから3〜4日で届きます。縛りなし・解約金なしで試せる点が、乗り換え先として楽天モバイルを選んだ最大の理由です。楽天市場でのSPU+3倍も合わせると、月額料金の実質コストはさらに下がります。
デメリットを踏まえた格安SIMの選び方
7つのデメリットを整理すると、速度・サポート・端末対応の3点を軸に選べば失敗はほぼ防げます。用途別の選び方は次のとおりです。
| 優先したいこと | おすすめ | 月額の目安 |
|---|---|---|
| 速度の安定性 | 楽天モバイル・UQ mobile | 1,078円〜 |
| データ容量コスパ | IIJmio・mineo | 850円〜 |
| 店頭サポート | UQ mobile・Y!mobile | 2,178円〜 |
| 完全かけ放題 | Y!mobile・ahamo | 2,178円〜 |
| 縛りなし・即日開通 | 楽天モバイル・LINEMO | 0円〜 |
乗り換え前に確認すべき5ステップ
- 1端末のSIMロック解除・Band確認現在の端末が乗り換え先のSIMに対応しているか確認します。2021年10月以降購入ならSIMロック解除は不要です。
- 2MNP予約番号の取得現在の携帯会社のマイページまたは電話で番号を取得します。有効期限は15日間です。
- 3メールアドレスの移行連絡キャリアメールを使っている場合、GmailなどへアドレスをあらかじめSIMの切り替え前に変更・通知します。
- 4支払い方法・本人確認書類の準備クレジットカードと運転免許証またはマイナンバーカードを用意します。eSIMならスマートフォンだけで完結します。
- 5申し込み・SIM開通eSIMであれば当日開通、物理SIMは到着後にAPN設定を行います。楽天モバイルはアプリ上でほぼ自動設定されます。
まとめ:デメリットを知ったうえで楽天モバイルが最初の選択肢
格安SIMのデメリットは「速度・サポート・端末対応・キャリアメール」の4点に集約されます。このうち速度については、自社回線を持つ楽天モバイルが最も有利です。編集部実測で昼間58Mbps・夜間42Mbpsを記録しており、混雑時間帯でも実用上の問題はありませんでした。縛りなし・解約金なし・eSIM即日開通という条件も揃っており、「まず試してみる」最初の一歩として最適です。楽天ポイントの還元まで含めれば、月額の実質コストはさらに抑えられます。
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格安SIMえらびナビ編集部
格安SIM(MVNO)の調査・比較を専門とする編集チーム。実際に複数の格安SIMへのMNP乗り換え・速度計測・問い合わせ検証を行い、リアルな体験に基づいた情報を発信しています。